私の本棚(8月)






7月の猛暑から一変して涼しい8月を迎えました。真夏日があっても7月の暑さのことを思えば夏なのだから
この位の暑さは当たり前という気がします。
図書館も夏休みということもあって学生が読書室の部屋を占有しています。
せっかく図書館の肝いりでできた「さん・サン・テラス」もクーラーの効いた部屋には勝てないようで
閑古鳥が鳴いている状態です。


今、書店でベスト・セラーズになっている「ハリー・ポッター」のシリーズ3冊は図書館でも予約制で
申し込んでも手元に届くのは相当先になりそうなので見送ることにしました。


8月17日の読売新聞の夕刊の「よみうり寸評」に私の本棚でも取り上げたことのある「がんばらない」に
まつわる記事が載っていましたので引用させていただきました。


よみうり寸評
「がんばらない」。優れた地域医療で知られる長野県茅野市の諏訪中央病院。ロビーの一番目立つところに、
知的障害者の、のびやかな書が掲げられている◆重篤な患者や末期の患者には、つい「がんばって」と声を
かけがちだ。「でも精一杯がんばっている患者にとっては傷つく言葉でもある。ありのままでいいですよ、競争
しなくてもいいですよ。そういう気持を大切にしたい」◆同病院管理者で「がんばらない」と題した著書もある
鎌田実さん(53)はそう語る。「闘うことがすべてではない。あるがままの自分を認めることから生きる勇気が
わいてくることもある」◆


「日曜喫茶室 頭の解毒剤」

天野祐吉+はかま満緒+NHK「日曜喫茶室」制作班

NHK・FMで毎週日曜日の昼、粋なマスター、魅力的な常連客が集う
店に意外な組み合わせの二人のゲストが訪れ、他では聞けない
楽しい話の数々が披露される。じっくりトークが聞ける人気番組。
はかま満緒さんがマスターを務め、常連さんに天野祐吉さんそして
二人のゲストの構成で放送されている。
ここで放送されたトークを活字にしてまとめた本である。
話し言葉の魅力を活字にすると聞き落としていたものも読み取れるし
トークだけれど読んで興味をひかれるもの話題が多い。
「大好きなイタリアで暮らす」

ビバ!イタリアンクラブ編

イタリアにあこがれ、イタリアに渡った日本人。
言葉の壁や、習慣の違いから起きるさまざまな問題にぶつかったとき 
それを励ましささえてくれたのは心豊かなイタリアの人々だった。
「この国だからここまでできた!」という5人の日本人の体験を通して
イタリア式生活術がわかる。これからイタリアで暮らしたいと思っている
人そしてこれを読んで若いエネルギーをもらいたい人に読んでいただき
たいそんな本である。





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