軽井沢から国道18号を走り、別所温泉方面へ向かいそこから塩田平にある無言館、前山寺へ行きました。
久しぶりに見る塩田平の田園風景はいつみてもかわらずのどかでした。
別所温泉から少し離れていますが、市内循環バスが走っているように聞きました。
今回は時間がなくて寄ることができなかった信濃デッサン館もカフェテラスからの眺めが素晴らしいので
信州の鎌倉といわれ、古寺や美術館巡りの憩いの場になっています。
(2001.10.25撮影)


前山寺

『信州の鎌倉』と言われる上田市塩田平。
前山寺(真言宗)はその塩田平きっての古刹。
未完成の完成搭といわれる美しい搭があります。

三重搭

国の重要文化財です。

取り付ける準備がされているのに窓や扉、欄干が
ついていません。搭としては未完成。
だけど見る人の心をひきつける美しさがあります。

名物:住職夫人手作りの「くるみおはぎ」(要予約)
くるみおはぎをいただきながら眺める借景がよく
くつろげます。
けやき、老松の大木や桜の木がある参道を
歩いて行くと前方の山門から黄金色に輝く
黄色が目に飛び込んできてその美しさに息を
呑まれました。山門とその門の開放部から
見える銀杏の木・本当に美しかった・・・


銀杏の色のきれいなこと・・そこここでスケッチを
している人も何人か出会いました。

美しい銀杏と美しい三重搭の組合せの見事な
景観に感動し、しばし見上げて感嘆してました。

入館料・・・100円




無言館

上田市塩田平の前山寺の隣に信濃デッサン館があり、その分館としてそこから歩いて10分位のところに
位置する。学徒出陣し帰らぬ人となった学生の無念が伝わってきて「この絵を帰ってから完成させます」と
書かれている絵の前に立つとその画学生の気持が痛いほど伝わってきます。
前山寺まで来られた方は是非無言館にも行って遺作、遺品を見てあげて欲しいと思いました。


無言館(戦没画学生慰霊美術館)

長野県上田市塩田平の丘陵の頂きに浅間山を
背景にし建っている美術館。

太平洋戦争で志半ばで戦地に散った画学生の遺作、
遺品が展示されている。

信濃デッサン館の分館として1997年に開館。

鑑賞料・・・随意制(1人200〜500円)出館の際に収める。
開館時間・・・10時から17時(年中無休)
電話・・・0268-37-1650




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