調神社を訪ねて



友人に教えてもらったさいたま市の浦和地区にある調神社「つきじんじゃ」へ出かけてきました。
地元では、「つきのみやさま」と呼んで親しまれているようです。

来年の干支は「うさぎ」ですね。
その兎と深いかかわりのある神社です。

とても珍しい神社で「つき」と「月」を同じ読みをするところから月待信仰と結びついて
月神のお使いである兎をつかい姫としたようです。

調神社にはまず鳥居がありません。それは調神社が伊勢神宮へ調(みつぎもの)を納める
倉から発展してからだそうです。伊勢神宮へ奉納するための初穂や穀物を納めるのに
じゃまになるからつくらなかったとか・・・・

神社の境内のあちらこちらに兎の彫り物があるのも月待信仰からきているようです。

境内にはそれは立派なケヤキや銀杏の大木があります。
落葉した後で黄葉を見ることはできませんでしたが、
神社の歴史を物語っているように思えました。

狛犬もいません。その代わりに狛うさぎが参道入り口に鎮座してました。

本殿も旧本殿もそれは見事な彫り師によると思われる彫刻があり素晴らしかったです。
お参りをしながら境内の「うさぎ」を探す楽しみもあります。
探してきましたのでご覧になって下さい。

調神社 
さいたま市岸町3丁目7−15

浦和駅西口を出て10〜15分位のところにあります。
駐車場は数台しか置けないようですので、電車で出かける方がよいところです。

撮影: 2010年12月16日
(JACO)とサインのある画像は友人から提供していただきました)









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