(2003年7月30日)
7月27日からヴェローナに移動。 音楽祭の合い間をぬって、ヴェローナから鉄道で約40分程の距離のところにある 小さな街ヴィチェンツァに出かけた。 ヴィチェンツァは別名パッラーディオの街という異名を持っています。ルネッサンスの建築家パッラーディオの かかわった宮殿が溢れています。ヴェネチアに負けじパッラーディオとその弟子達が頑張ったそうです。 タクシーに乗って「オリンピコ劇場」まで行った。オリンピコ劇場は古代円形劇場を模した、 晩年のパッラーディオ(1580年)の建築です。 舞台がとてもユニークで木と漆喰をつかった小さな舞台は遠近法とだまし絵が上手く使われて 大きな広がりを感じさせます。音響もとてもよいのでコンサートも開かれます。 オリンピコ劇場を見学した後、近くのカフェ(バールかも・・・)で昼食。 その後、シニョーリ広場へと街歩きをする。 沿道の建物が実に素晴らしいので、散策しても興味がつきない。しばらく歩くとシニョーリ広場に到着。 ヴェネチアのサン・マルコ広場をお手本にしたらしく美しい。その昔、貴族や商人の集会場として 使われていた由。鐘楼があったが、残念ながら登ることはできなかった。 |
midi オンプラ・マイ・フ |